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Citizens Heritage / Historical and Cultural Community Planning
北海道大学/札幌 「アメリカ製の開拓都市と大学観光地」
私事ながら筆者は北海道大学キャンパス内南端の教職員宿舎に住んでいる。一年前に赴任して驚いたのは、朝自宅から北部の職場へ向かってキャンパス内を歩いていると、出会うのが観光客や保育士に連れられた園児たちばかりであることで、その叫び声や楽しそうな笑顔とすれ違っていると、日本の大学にいることを忘れそうであった。春のサクラの下で、夏はサクシュコトニ川(疎水)での水遊び、秋は紅葉のトンネルをくぐってと、趣向には事欠かない。 そしてもう一つ驚いたことは、札幌という街が、希有なことにアメリカとのフレンドシップによって築かれた開拓都市であったということである。近代を迎えるアジア太平洋地域では、多くの国が欧米の植民地都市建設を迎え入れたが、札幌は、開拓使の黒田清隆が西部開拓で沸き立つ米国に赴き、熱き思いを語って招聘したケプロンやクラークといったアメリカ人専門家や高級技師たちとのフレンドシップにもとづいて建設された都市であった。 その歴史を物語る建造物の多くは新たな都市開発によって姿を消したが、当初からの場所に佇む札幌の時計台(旧札幌農学校演武場)を皮切りに、中島公園に移築されて楽隠居している豊平館(旧迎賓館)、苗穂地区の工場・記念館群、そして北大キャンパスに大切に保存されている札幌農学校第2農場など、意味を知ってたどれば、世界的にもユニークなフレンドシップによ
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市民遺産・歴史文化基本構想・歴史風致維持向上計画:太宰府市
市民遺産」とは、地域の歴史・文化・自然など、市民が自慢して語りたいストーリーとその証拠群(文化遺産)である。市民遺産運動とは、地域の歴史的、空間的コンテクストを積極的、戦略的に調査、探求して多くの(空間の)ストーリーを描き出す地域の歴史文化に関するストーリーの発掘に始まり、各ストーリーを証拠づける「モノ」や「コト」として、積極的に地域の文化資源をリスト化していくこと、そしてそれらを、ストーリーとその証拠となる有形・無形、動産・不動産の文化資源に裏付けられた総合的存在としての 「文化遺産」として把握する活動である。
市民遺産・歴史文化基本構想:尾道市 【原稿執筆中】
奄美遺産・歴史文化基本構想:奄美市 【原稿執筆中】
歴史文化基本構想:日南市 【原稿執筆中】
歴史風致維持向上計画:大洲市 【原稿執筆中】